おはら節とは

「おはら節」は鹿児島県を代表する民謡として知られ、毎年11月に鹿児島市で開催される「おはら祭り」は2日間の開催にも関わらず、市内中心部の大通りで昼夜に分かれて催される「総踊り」には2万人もの踊り子が参加し、南九州最大の祭りとして広く知られています。また、地元鹿児島だけでなく、東京の渋谷でも「渋谷 鹿児島おはら祭り」として広く親しまれています。

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また、秋田県大仙市にも全く同じタイトルの民謡、「おはら節」が存在しますが、こちらは踊りを共にしない民謡で別の物です。

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その発祥は江戸時代初期と言われており、由来については諸説あります。
最も有力とされているのは、現在の宮崎県、日向安久の安久節が元唄とされている説で、島津家が琉球侵攻の際に従軍した日向安久の郷士が陣中で士気を高めるために唄った唄を鹿児島原良の郷士が覚え、国に戻った後に歌詞を作り改めて唄ったので、「原良」に「小」を関して「小原良節」と呼ぶようになったということです。

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他には、伊敷・原良の女性達が鹿児島城下に出稼ぎに出て、その労働の際に唄った労作唄が次第に座敷唄に変わり、明治ごろには「原良節」と呼ばれていたという説や、江戸時代の参勤交代の折に、大名の荷役方として手伝った農民達が唄った道中唄の「ヤッサ節」がその後も農作業時に唄われ「おはら節」となったという説、その他にも日本各地の港町で「おわら節」と呼ばれる古民謡が元になったという話もありますが、いずれにしても定説となるまでには行かないようです。

昭和8年頃、鹿児島県西之表市出身の歌手兼芸者である新橋喜代三の唄によって「鹿児島小原良節」のタイトルでレコード化されたことにより、おはら節は全国的なヒットとなりました。また、近年では小林旭や森昌子、くるりなど著名な歌手によってカバー曲として発表されています。
昭和24年には鹿児島市政60周年を記念して冒頭に紹介したおはら祭りが始まり、一層鹿児島の名物として広く知られるものとなり、今日に至ります。