わきがの薬について

多くの日本人は、自分の体臭がどの程度であるかを気にして生活しています。現代日本社会において強い体臭を露呈することは、容易に差別的扱いの対象となるため、本人にとって大きなストレスとなってくるのです。

再発やリスクを考慮したうえで、わきが治療の手術を受ける人もいるでしょう。しかし、多くの場合、ある程度の費用とリスクが生じる手術よりも、薬剤による対症療法を行っている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。それは病院で処方される医薬品ばかりでなく、薬局などで市販されている制汗剤を含めるとするならば、男女に関わることなく、およそ成人年齢に達した人はみな、なんらかの形で体臭を抑制するための薬効の恩恵を受けているのかも知れません。

わきが対策の薬による効能は、その大部分が殺菌成分です。なぜならわきがの原因の大部分が、主に皮膚のアポクリン腺(主として大汗腺)から分泌される汗を原因物質とした体臭であり、そこには人体の常在細菌による働きが関与しているからなのです。ですからこの常在細菌を殺菌することが出来たなら、汗に含まれる分泌物に対する細菌の分解作用を阻むことが出来、結果として臭いの発生するプロセスを阻止できるというわけです。

イオン導入|美容皮膚科・美容外科のオザキクリニック

殺菌作用が期待できる薬剤の代表格はアルコール消毒かもしれません。アルコール成分をもつデオドラント薬は広く販売されており、実際、強い体臭、とくにわきの臭いに悩む人の多くが、アルコールを浸した脱脂綿などを、直接腋の下塗布することで、一日の大半の時間において体臭を抑制する効果を得ています。もちろん、アルコール自体の持つ強い作用が皮膚に与える影響を考慮する必要があり、特に敏感肌などの自覚がある人は注意が必要でしょう。

これからの季節!だくだくの汗をピタっと止める方法 - M3Q - 主婦のお悩み解決サイト

人体への影響を鑑み、天然成分由来の薬効を求める人は、ペパーミント成分を配合された薬を使用している例が目立ちます。ミントにも強力な殺菌効果があることは良く知られており、やはり大きな効果が期待できますが、天然性成分である関係上劣化が早いのと同時に、良質のミント成分を持つ薬を入手するには、それなりの費用負担を覚悟しなければなりません。

ミラドライ

現在、コスト、安全性などから最も効果的と考えられるのが塩化アルミニウムの配合された制汗剤です。強い殺菌作用もさることながら汗腺に直接作用することもあり、汗そのものへの効果が期待できる半面、市販流通に乏しく、入手困難である点がネックとなっています。