競売物件とは

昨今の不況のおり、競売物件が増加傾向にあるようです。競売物件とはローンの破綻などで、借り入れした債務が履行できず、不動産を地方裁判所が競売にかけて売却します。この物件のことを『競売物件』と呼びます。しかし、これだけでは端的すぎて、我々にはよくわからないでしょう。少し具体的な話に置き換えて説明してみましょう。

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まず、Aさんという人がいます。彼は自分の所有する自宅を担保に、Bという人物から5000万円を借り入れしました。しかし、当初約束した返済の期限が来てもAさんはBさんにお金を返していません。何度か話し合いをしても応じてもらえず、Bさんは裁判所に申し立てをおこないます。

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「Aさんの担保(この場合、自宅です)を売却して、その代金から、借金の返済をしてもらいたい」という内容です。裁判所がそれを認めるとこの時点で、Aさんの不動産は『競売物件』になるのです。

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裁判所は、「Aさんの不動産をもっとも高値で買い取るという人に売却する」という旨を公示します。公示された競売物件には最低入札価格という金額が定められています。その金額以上であれば、基本的に誰でも入札することができ、競争者の中で、最高値をつけた人がAさんの物件を『落札』します。競売には一定の期間が設けられており、落札者も指定された期間内に支払いを終えなければなりません。

公示された一定の期間内に、最低入札価格以上で、最高値をつけた者が落札できるのを、「期間入札」と呼び、期間中に入札者がひとりも居らず、売れ残った物件を先着順で任意に売却する「特別売却」があります。

概して競売物件は、一般的な市場価格よりも、二、三割以上も安価に入手できると言われていますが、物件によっては居住者がなかなか立ち退かないなどのトラブルも発生しています。そういった場合、落札者は立ち退き請求などの手続きを、別途費用を負担しておこなわなければなりません。『競売物件』と一言で言っても、その状況は様々ですので、その点については、きちんと念頭に入れておくべきです。